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20150420

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茹でたときにほんのり小豆の香りがするところから小豆菜とも呼ばれる春の山菜、マメ科ソラマメ属ナンテンハギが正式な和名。ずっと前に甘糟幸子さんの随筆「野の食卓」で、アズキナの素揚げは透き通った濃い緑色で、噛むと口の中ではかなくくずれる繊細な葉…という描写(うろ覚えだけど)を読んでからずっとどんな山菜だろうと思ってたもの。その話を友人にしたら、彼女の叔父さんのお家に生えているのを摘んでいただき、それをいただいたのです。
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薄く衣をつけて菜種油でさっと揚げたもの。口の中ではらはらとくずれる透明なグリーンの葉はこくはあるけどあっさり。甘糟幸子さんはこのアズキナの素揚げを辰巳浜子さんの著書で知り、晩年の彼女に直接会う機会があった折「あのアズキナを高温でじゅっと揚げると…」と言いかけたら、高温ではなく低温でじっくり揚げることと言われたそうですが、甘糟幸子さんも「低温だとしんなりしてうまく揚がらず、いつも高温でさっと揚げている」と書いてたなー。
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こつちはおひたし。さっとゆでてだし醤油で。揚げたのもおひたしも美味しかったー。ごちそうさまでした。